618 HOTATE History

これは2014年に撮影された、海岸線に山積みにされたホタテの貝殻の写真です。上にはカラスなどの害鳥が、残留した中身をついばんでいます。更に、この場所に留まっていられない程の悪臭を放っています。

618(ロクイチハチ)ホタテパウダーができるまで

2019.2月。およそ4年の月日を経て「618 scallop powder」は完成しました。ホタテパウダーは私達よりももっと前(14〜15年前)から、沢山の企業が製品化し販売をしてきました。ではなぜ、こんなにも便利で良いものが、重曹やセスキ炭酸ソーダのように私達の暮らしに定着しないのか。そこを紐解くとホタテパウダーの歴史がまだ14〜15年という短い期間の中、研究と改良途中だからこそ発生する、様々な解釈や誤解がありました。

ホタテの貝殻を粉にする理由

ホタテの貝殻はいわゆる「産業廃棄物=ゴミ」です。このゴミを捨てやすくする為に焼き上げた事が始まりです。しかしながら貝殻をパウダー状にするには漁業組合や自治体ではまかなうことが出来ない程、多額の費用が掛かります。その為、毎年15万トン以上の貝殻が海に捨てられている状況です。単に「貝殻」だけならまだしも、中身が残ったままの貝殻がほとんどです。それは海底でヘドロになり、海の生態系にも少なからず影響します。海の生態系が壊れる事は当然、私達の暮らしにも様々な影響をもたらします。現在も、東北地方の海岸線には処理しきれず山積みになった貝殻が積まれ、更に、この貝殻により地下汚染も引き起こす事がわかり、深刻な社会問題となっています。

様々な誤解。私達が譲らなかったこと

「ホタテパウダーって石灰でしょ?」

「pH12の”強アルカリ”を口に入れるなんてとんでもない!!」

「太平洋で取れたものなんて放射線だらけで危険」

という解釈する方もいれば、とある大学病院の研究チームでは「インフルエンザウィルスにも効果的かもしれない!」と実際に研究が進んでいます。アメリカではホタテパウダーをクリーム状にした製品が水虫の治療薬として認められ販売されています。様々な解釈や誤解があるホタテパウダー。

それはなぜなのか。

重曹に医薬品用、食品用、掃除用とあるように、ホタテパウダーにもグレードがあります。このグレードは工場の仕様や貝殻を焼き上げる温度により出来上がる物質が変化し、変わってきます。低い温度で焼き上げた物は主に土壌改良や建築現場などでの使用目的の為、食材を洗ったり、衣服を洗ったりするには望ましくありません。ですがホタテパウダーはこのグレードに関わらず製品に表記する時には「ホタテ貝殻焼成パウダー」と記載するだけ。誤解を生む理由のひとつだと私達は考えました。ネガティブな誤解をできるだけ取り除き、安心して使用して頂く為に、2つの誓いをたてました。

Ⅰ.放射線試験をクリアした貝殻のみを使用すること

「618 scallop powder」は放射線試験をクリアした貝殻のみを使用しています。ホタテの貝殻ならなんでも良い訳ではありません。放射線試験にクリアした貝殻を3年以上、天日干しをし、高温で焼き上げています。

Ⅱ.食品添加物グレードにすること

「618 scallop powder」の製造工場は「食品添加物製造業許可」を取得しています。重曹に医薬品用、食品用、掃除用とあるように、ホタテパウダーにもグレードがあります。当然、パウダーのグレードにより市場に出回る金額も変化します。「618 scallop powder」は”うがい”や赤ちゃんの哺乳瓶を洗えるほど安全な食品添加物グレードです。そして刺激性は蒸留水以下の安全なパウダーです。

なぜ「618(ロクイチハチ)」なのか?

6月18日はホタテの日に制定されています。(現在は毎月18日)これはホタテの主な産地である青森県のむつ市から「六」を、18を漢字にすると十八、これがホタテの「ホ」になるところからこの日がホタテの日となりました。「618 scallop powder」 の「618」はここからとっています。

618 scallop powderをより身近に

「618 scallop powder」はキッチン洗剤、洗濯洗剤の代わりとして使える事から、洗剤(合成界面活性剤)の使用を減らす事ができます。更に、使用済みのパウダー水は排水管や河川を綺麗にしながら自然に還ります。パワフルな洗浄・消臭効果の他、重曹やセスキ炭酸ソーダではできなかった「除菌」まで、これひとつでOKです。実は家庭で発生する汚れのほとんどは「酸性」の汚れです。汚れは相反する性質の溶液で落ちる事から、アルカリ性である「618 scallop powder」で、そのほとんどの汚れを落とす事ができます。そして、アルカリ性の汚れである「水垢」「アンモニア臭」「魚の生臭さ」この3つはこれまでクエン酸で落としていましたが、これらの汚れも「618 scallop powder」で落とす事が可能です。驚くのがその使用量。基本的には1Lの水に対してたった1g。洗濯には3gと少量で良いのが特徴。重曹を洗濯で使用する場合、30〜40gなので約1/10以下の使用量です。又、除菌スプレーや掃除用スプレーもご自身でつくる事ができます。500mlのスプレーなら、1袋で300本ものスプレーをつくる事ができます。市販のホタテ貝殻を使用した除菌スプレーの相場は1,500円前後。618ホタテパウダーは質の良さは勿論の事、圧倒的なコストパフォーマンスが魅力のひとつです。

大手の企業が出来ない事をしよう

私達はお客様とのコミニュケーションを大切にしています。Instagramでのライブ配信やイベントなどで、お客様と直接対話をさせて頂きながら、多様な使い方や様々な疑問にお答えしています。そしてお客様に商品そのままの価値をご提供出来るよう、パッケージも最小限のものを使用し、派手な広告なども一切出していません。市場に溢れる製品はパッケージ代や広告費が商品代金のうち大きな割合を占めています。地味で”カッコ良さ”"華やかさ”はないかもしれません。ですが、お客様にとって身近な存在であることの方が大切だと私達は考えています。いつでも相談が出来て、色んな使い方も気軽に聞ける。そんな存在でありたいと思います。

ホタテの貝殻は”ゴミ”じゃない。大切な”資源”

私達人間は環境に負荷を掛けることのない、沢山の資源を持っています。そのひとつがホタテの貝殻です。これは環境・人・動物、皆に優しい天然の洗浄・消臭・除菌パウダーです。環境に負荷を掛ければ、私達の負担として返ってきます。近年の温暖化や異常気象、新型ウィルスの蔓延。社会事としてきた問題を自分事として認識せざるおえなくなり、私達一人一人が責任を持ち、物を選び直す時代にきています。世界は変えることができない。でも自分の暮らしは変えられる。一人一人が自分の消費の在り方を考えることで結果、世界は必ず変わる。私達はそう信じています。メディアの情報や他の誰かが言っていたからではなく、自分で考えて選ぶことの大切さ、そんな事も「618 scallop powder」を通じ、伝えていきます。