基本の使い方

水に溶かして使います。1Lの水に対し1g(=小さじ1/4)のパウダーを溶かすと最大pH12の強アルカリ水となります。この力で洗浄・消臭・除菌をします。使い続ける事でカビが生えにくくなるなど抗菌効果も高まります。使用後のパウダー水は排水口や河川をキレイにしながら自然に還ります。


※パウダーの使用量は用途により異なります。ご使用の前に必ずご確認くださいませ。

※使えない物:アルミ製品、革製品、アルカリ洗剤の使用NGと記載のある製品

食器の洗浄

  1. 食器に残ったソースや食べ残しは古紙や古布で拭き取る「予洗い」をする。残ったスープなどは空いた牛乳パックに入れて漏れないように閉じ燃えるゴミへ。(「予洗い」は環境保護のためだけではなく排水管や詰まりのニオイも防ぎます。
  2. 予洗いが済んだらホタテスプレーをかけてへちまたわしなどでいつも通り洗う。
  3. 箸などの除菌をしたい場合大きめのたらいにホタテ水をつくり15分ほどつけ置きをする。(使用量:1Lの水に1g=小さじ1/4)

☑︎素手で洗う場合乾燥しやすい方は手袋を着用するか使用後にハンドクリームなどで保湿をしてください。

☑︎食洗機の使用は白く残りますので向きません。

キッチン用品の除菌消臭

洗い桶などに水(油分を含む場合はお湯)とパウダーを入れ、15分ほどつけ置きする。(パウダーの使用量は1Lの水に対して1g=小さじ1/4)

☑︎哺乳瓶の除菌もこの方法です。

☑︎乾燥後貝殻カルシウムが付着して白くなることがありますが天然の食品添加物の為、問題ありません。気になる場合は洗浄後、クエン酸水か真水でよくすすいでください。

グリル・換気扇・ひどい油汚れ

  1. ビニール袋などに60度前後のお湯と換気扇・グリルを入れパウダーを小さじ5杯ほど溶かす。
  2. 口をしばりお湯が冷めるまで待つ。
  3. お湯が冷めたらスポンジなどでこすりながら汚れを落とします。

☑︎こびり付いた汚れにはソネットナチュラルブリーチの併用がおすすめです。

☑︎コンロやグリルは使用後、完全に熱が冷める前にホタテスプレーなどで拭き取ると頑固な汚れにはなりません。

毎日の洗濯

☑︎使用量:縦型は45Lに小さじ1杯(=3g)を目安に調整。ドラム式は一律小さじ1/2・水量はMAXで使用。

  1. シミや衿袖などは事前に石けんで予洗いをする。
  2. 洗濯機に洗濯物とパウダーを入れる。(パウダーは洗剤ケースには入れず、洗濯物と一緒に入れます。)
  3. スタートボタンを押す。

☑︎すすぎは1回でOK。すすぎにはクエン酸水(500mlの水に大さじ5杯のクエン酸を溶かす)を柔軟剤代わりに使用する事で衣服が柔らかく仕上がります。また、石鹸・洗剤カスなども軽減します。香りが欲しい方はアロマオイルを柔軟剤ケースに2〜3滴垂らし、通常運転すると心地良く香ります。

☑︎洗濯時のパウダーの使用量は洗濯洗剤・石けん・重曹の1/10の量。

☑︎使い続ける事で洗濯槽にカビが生えにくくなります。

洗濯で困った時は

☑︎ドラム式の洗濯機の扉などに白くパウダーが残った

  • 使用量の見直しを。縦型は45Lに小さじ1杯(=3g)を目安に調整。ドラム式は一律小さじ1/2・水量はMAXで使用。
  • クエン酸かお酢で拭き取る
  • すすぎ時にクエン酸柔軟剤を使うことでも防げる

☑︎ニオイが取れない

  • 洗濯物の保管方法を見直す(汗や雨などで濡れたままカゴに入れていないか?)
  • 洗濯槽は洗っているか

☑︎シミが落ちない

  • シミは24時間以内に洗う。(シミは時間の経過とともに落ちなくなります。その日に洗濯が出来ない場合でもシミの部分だけは石鹸で落としておくと結果的に困らなくなります)
  • 古いシミや石鹸で落ちなかったシミはソネットナチュラルブリーチを使います。色柄物にも使えます。

☑︎白い塊りが残る

  • 使い続けていくうちに白い塊が残ることがあります。パウダーが残っていると思われがちですが水量に対して非常に少ない使用量のためパウダーを残すことは不可能です。これらの正体は洗濯槽に残留していた洗剤や石けんカスが剥がれ出たもの。対策として洗濯槽の洗浄、クエン酸柔軟剤の使用をオススメします

☑︎静電気に困っている

静電気防止スプレーの活用をオススメしています。一般的な柔軟剤は繊維に成分が残りますが、静電気予防スプレーは洗濯で落ちますし香りの持続性も少ないものが多いです。

こんな使い方も

◎お風呂の塩素除去

お風呂に小さじ1杯(3g)のパウダーを入れる事で塩素を除去します。自宅で柔らかいお湯を楽しめます。ホタテフレンズの皆様の中でもファンの多い使用方法です。バスソルト、エッセンシャルオイル、クレイなどの併用もOKです。618scallop powderの成分である水酸化カルシウムは温泉成分の1つでもあります。パウダー単体での使用の場合、残り湯を植物の水やりにも使えます。※残り湯にはアカなどが含まれ、ニオイ残りの原因になりますので洗濯の使用にはオススメしていません。


◎ハーブや切り花に

コップや花瓶に親指と人差し指でチョンと摘んだパウダーを入れると抗菌効果により植物が長持ちします。茎付きのハーブを買ったらこの方法で直射日光の当たらない涼しい場所に保管すると長く楽しめます。

◎家庭菜園や観葉植物に

プランターや鉢植えには茶漉しなどを使ってガトーショコラの仕上げの容量でパウダーを土の表面に振り掛けます。畑の場合は同じ容量で撒いてからよく混ぜてください。通常石灰を使用する土壌のpH調整ができます。石灰のように土を固めない為、土のリフレッシュが簡単です。

◎茶渋落としに

スポンジなどにパウダーをちょんとつけて茶渋を強めに拭き取ります。するすると落ちる感覚がやみつきになります。

Instagramやyoutubeでは使い方を動画で確認することができます。ぜひご活用くださいませ。

野菜や果物の洗浄

618scallop powderは野菜や果物「表面」に残った汚れ、食中毒の原因菌、6種類の残留農薬を除去することができます。また、抗菌効果により傷みにくくなります。


  1. 水1Lに対して1gのパウダーを水に溶かし、5分ほどつけ置き。
  2. 真水で軽くすすぎ、水気を切りお召し上がりください。

☑︎保存する場合は水気をよく切り、それぞれの野菜や果物にとって1番最適な方法で保管してください。泥付きの野菜を洗うとかえって日持ちしなくなる為、おすすめはしません。

☑︎お弁当などに入れるフルーツなどをパウダー水につける事で酸化を緩やかにします。食中毒の予防にもなりますのでおすすめです。

・水が黄色くなるのは野菜の色素に反応しています。

・全ての農薬を落とす訳ではありません。

・「表面のみ」に働きます。中に浸透した農薬、中の栄養素まで落とす事はできません。

殺菌効果試験 

試験:一般社団法人東京都食品衛生局 東京食品技術研究所

農薬分析調査

※貝殻パウダーを添加した水溶液にて6種類の農薬分解評価を行った結果、野菜の農薬減少(分解)が確認された。

※農薬剥離効果:野菜や果物の表面に付着している農薬が剥離できる。

試験:一般財団法人 カケンテストセンター大阪事業所 生物テストラボ

使用上の注意

■全ての菌や残留農薬を落とすわけではありません。

■誤飲を防ぐ為、お子様やペットの手の届かない場所に保管してください。

■多湿を避けて保管してください。エコ便ご利用の場合、到着後すぐに密封容器に詰め替えてください。

■こちらの製品はホタテ貝殻パウダーであり、食品や化粧品、医薬品ではありません。

■使用後は肌が乾燥しやすくなります。クリームなどで保湿してください。

■アルミ製品に使用すると黒く変色の恐れがあります。又、皮製品には使用できません。

■非常に粒子が細かいパウダーです。開封時や使用する際は舞い上がる事がありますので顔から離して開封してください。

■万が一目に入った時には絶対に擦らず直ぐに15分以上流水で洗い流し、医師の診察を受けてください。

■その他何か使用方法等、不明な点等ございましたら support@rerumnature.com までお問合せください。

残留農薬・ホタテパウダーへの正しい理解とお願い

残留農薬基準は「ppm」という単位で表示されます。1ppmは100万分の1です。SNSなどで「残留農薬が危険!」「EUなどと比較し日本の規制は緩い!」など、消費者に過剰に恐怖心を煽る情報が多く出回っていますが、そもそもこのppmという単位は非常にわずかな量を表す単位であり、健康被害を与えるほど摂取するには現実的ではない量の野菜や果物を毎日食べ続ける必要があります。


618scallop powderの農薬分析調査を見てもわかりますが試験前の野菜表面に残った農薬の濃度(残留値)は元々一般的には検出できないほどの数値であり、国が定めた残留農薬基準値を下回る数値です。分析調査にあるμg/L(マイクログラムパーリットル)μgは、mgの千分の1(=1gの百万分の1)の重さを示す単位ですが、この単位がそれを証明しています。


食事をする目的を大きく捉えると「栄養の吸収といらないものの排出」です。バランスの良い食事・ウォーキングなどの軽い運動・睡眠・ストレスコントロールを心がける事で身体の機能は整います。それは排出する力も正常に働くという事です。それでも体調などの問題から国の基準値を下回る微量の残留農薬が気になる方もいらっしゃるかと思います。それを解決する本質的な方法はホタテパウダーで洗う事ではなく納得できる野菜を購入することです。


コロナ禍をきっかけにエシカル・サステナブルという言葉が日本でもグッと定着し環境問題や食の安全に関心を持つ方々が増えました。地球に優しいと謳う製品が次々と世に送り出され、SNSでも日々数えきれないほどの情報が流れています。商品やサービスが飽和状態になった事で、残念ながら人や企業、製品を否定し注目を集める人々も増えました。


「それは正しくない、危険だ」という情報で利益を生むのは、結果的にたった1人。その発信者だけです。


ホタテパウダーに関するあらゆるネガティブな発信をしている方々の多くはホタテパウダーとは程遠い全くの専門外の方々です。科学者、オーガニックの専門家と名乗る面々もいらっしゃいますが、彼らのホタテパウダーに関する知識や発信する内容はインターネットなどに書かれたネガティブな記事やエビデンスの低い情報を引用し個人的な価値観や思惑を乗せて伝えていることがほとんどです。なぜそう言い切れるのか?私たちがこれまで1番苦労したことは情報の正確さを精査する事だったからこそ。そこに何よりの労力・時間・お金をかけてきたのです。


同様に一部のホタテパウダー販売店も同じように消費者の恐怖を煽り「危険な全ての農薬を落とせる」などと過剰なプロモーションをしている様子も見受けられます。共通して言えることとして否定的な情報の裏にあるのは個人の利益だということ。どちらも私たちの心や暮らしを豊かさへ導く事はありません。


ホタテパウダーの可能性はまだまだ無限にあります。一部の医療機関・大学では、インフルエンザウィルスに効果的なのでは?と研究が進んでおります。彼らも私たちもゴミとして捨てられている資源を活用するために長い年月と費用をかけホタテパウダーと真剣に向き合ってまいりました。


分析調査やこちらに書かせて頂いたことはホタテパウダーの可能性を守ること、618scallop powderを共に未来へ繋げてくださっているホタテフレンズの皆さまやこれから新しく出会う皆様が安心して使ってくださることを目的に公開しております。ネガティブな情報を避けることは難しいですが「正しい理解」と「量の価値観」をお持ち頂き情報と接して頂くことで地に足がついた見方や判断ができ、それは何より健康な心と身体に、そして皆様の調和につながるのではないでしょうか。