つくる責任・つかう責任

現代の日本は生産性が高まった事により、非常に沢山の物に溢れている。

便利さに埋もれて忘れているが、物を消費するという事は同時に”資源”も消費している。過剰な生産・消費により、このままのペースで物を作り続け、私達が必要以上に消費をすれば、資源はあっという間に枯渇してしまう可能性がある。


このような状態を防ぐ為、生産者(作り手)・消費者(ユーザー)に与えられた課題がSDGs12番の目標である「つくる責任・つかう責任」だ。


では持続可能な生産・消費形態を確保するのに阻む原因はなんなのか。

原因はいくつかあるが、わかりやすいのは食品ロスだろう。

私達は食べ切れないほどの食物を生産し、廃棄している。

日本における食品ロスの量は計り知れない。


地球上で飢餓をなくす為に必要な食品の援助量は320万トン。

私達が「まだ食べれるのに」捨てている食品の量は年間640万トン。

飢餓をなくす為に必要な食品援助量の約2倍の食材を捨てているのだ。


(食べもしないのに)生産に必要な資源を無駄に消費している。


グローバルフットプリントネットワークが発表している「エコロジカルフットプリント」

というものがある。これは人間が消費する資源を生産したり、社会経済活動から発生するCO2を吸収したりするのに必要な生態系サービスの需要量を地球の面積として表した指標である。

先進国では大きく、途上国では小さくなる。


エコロジカルフットプリントは年々増加し1970年代前半には地球がバイオキャパシティ(=生態系サービスの供給量)を超え、2013年時点で世界全体のエコロジカルフットプリントは地球1.7個分と発表された。


日本のエコロジカルフットプリントは近年減少傾向にあるが、それでも2013年に発表されたデータでは世界平均の約1.7倍とされている。この数字は世界の人々が日本人と同じ生活をした場合、2.9個分の地球が必要となる。


日本の消費資源は多く、またその資源を輸入に頼りすぎている面がある。これが続くと海外の生態系サービスにも影響を与えてしまう。


では、消費者である私達が出来る事はなんだろう。

5R(拒否・削減・再利用・修理・リサイクル)を意識しながら1人1人が行動を始める/続ける事。

例えば肉の消費の半分をベジタリアンフードに置き換えるだけで、アースオーバーシュートデー(=人間による消費が自然による供給量を上回る日の事)の日付を15日間伸ばすことができる。


もうひとつ大事な事は”選ぶ事”に責任を持つ事。これがつかう責任だ。

SNSで見た、雑誌で見たというのは製品を知る「きっかけ」にすぎない。

きっかけから製造工程・成分・パッケージなどの原料や企業の思い、などキチンと自分の目で耳で確認するのだ。


これは自分自身や家族の暮らしを真剣にクリエイトする事に繋がる。

大変かと感じる時もあるかもしれないが、選べる事は幸せな事である事を忘れてはいけない。


あなたは誰かに決められた人生を歩みたいのだろうか。


選ぶ事を楽しみながら、自分にとっての一人一人がサスティナブルな暮らしを追求する事でバランスが崩れたこの世界がどれほど調和がとれ、豊かなものになるのか。これは世界を良くするプロセスではない。本来あるべく、地球、完璧な調和の世界に戻る為に必要なプロセスなのだ。




618 scallop powder

618 scallop powder Brand site

0コメント

  • 1000 / 1000